明日14日が宵祭りで、15日が例大祭となっている。
14日は、17時から御神事が始まり、その後に舞台清めの舞である「白黒翁三番叟」が上演され、その後に夕食をはさんで、「道開けの舞」猿田彦命の舞が行われる予定となっております。
この「白黒翁三番叟」は、宵祭りと例大祭本祭りの二日間とも最初に上演される演目で、宵祭りは、俺が白翁を舞う予定で、本祭りでは、超ベテランの会長がこの白翁を舞うことになっております。
会長の白翁の舞は、幽玄な世界出現する、素晴らしい舞。
俺の方は、まだこれからというところであるが、厳かな式舞なので、歳をとっていく過程で練れて行く舞だといえる。
こちら、猿田彦命。するどい眼光で睨んで、道を作っていくというだけあり、お面の眼光もなかなかの迫力。
15日の本祭りでは、10時から御神事があり、その後10時半をめどに「白黒翁三番叟」、「道開けの舞」と続き、午前中はこの二座で昼休憩となります。
メンバーがギリギリなので、今回は、順番が変わり、13時過ぎからの、午後一番には、日本中でもここ賀茂神社にしか伝承されていないと言われる「屑紙拾い三番叟」から始まる予定。(下の写真)
その後は、「岩戸開きの舞」。この幕では、手力男命の舞を担当していて、これは、神楽師になった当時から20年以上舞っている役なので、だいぶ良い感じに練れてきている感じである。
そして、最後は「稲荷山種蒔きの舞」という、護符でもあるお餅を来てくれた方々へお裾分けする幕である。
発音がなんだか難しいのだが、いわゆる「ひょっとこ」を、「えさこぅ」と「えさこぅ」と、そ同じ名前で呼び合って、面白おかしく進行していく。
お稲荷さんが天下って、五穀の種を降ろして、畑を耕して、種を蒔いて、その稲を刈って、餅をついて、それを舞台から、みなさんへお裾分けする!という流れ。
この時のみ、どこからか人がやって来て、餅を拾うと、帰っていく。。。。
天気が悪いという予報なので、足元に気をつけていらしてください。
雨の場合、雨をよけて見るスペースは、限られるので雨具が必要だと思います。