風の鼓動の夜の強い風が嘘のように、翌日の天候は安定して、気持ちの良い空模様。
強風に揺られて結構小枝が落ちた楠なのに、外見はどこも変化無しである・・・。
何も無かったかの如くいつもの場所に鎮座している。
この雰囲気、舞台に立つ時の心構えにも似ているかもしれない。
いち早く、高峯君親子が撤収作業を始めていた。5年生の娘と一緒にリアカーを引いて、椅子を片付ける姿が、どことなく微笑ましい。
絵になる一枚!!!
実は、今回の三部作のライブの翌日には、舞台をそのままつかって、かぐらだぶらワークショップをしてみよう!という裏テーマがあり、その一回目となったワークショップ。
身体をほぐして、感覚を共有していく。
俺がライブで使った楽器を子どもたちが使って、それぞれの音を探る時間も作る。
今までは、恥ずかしがってやらなかった子が、少し積極的な行動をとり始めて、見守る時間と身体に浸透していく時間が大切なんだなあ、としみじみ感じる瞬間もあった。
ワークショップ後は、みんなで撤収作業!!!
平台の隙間に入れて、段差を解消する為の板を、ハイエナの様に奪い合いながら片付けていく子どもたち。。。。微妙だが、経験を積んでいくのが大切なことかと!
手伝いの中の遊びというのは、なかなかに楽しいもんで、みんな笑顔で撤収が進んでいく!!!
様々な年齢が同時に経験していく面白さはある様に思え、ライブという表舞台も大切だが、こういった撤収作業という裏の部分もしっかり身体で覚えるのは、もっと大切だと思えるのである。
最年少の2歳児ですらほうきを持って掃除する姿は、どうしてなかなか良い感じである。
撤収完了後は、お茶休みとなり、差し入れのお菓子は、子どもギャングの胃の中に消えて行ったのでありました・・・。
大人も子どもも楽しめる、こういった機会を、できるだけ作っていきたいもんである。