6月は、都内でのソロと地元桐生でのセッションが、20日、30日と開催されることになっている。
20日のソロは、会場が本所地域プラザ・BIGSHIPというコミュニティーセンターの多目的ホールなので、神楽太鼓や大銅鑼等にプラスして、和風ドラムセット的なものも久しぶりにやってみようかとも思っているので、普段とは少々違った雰囲気も味わえるかと!!!
◎螺旋のグルーブ - Rhythmの宇宙 -
2019年6月20日(木)開場18:30 開演19:00
チケット:一般 4,000円 高校・大学生 2,000円
(共に当日券のみ/中学生以下無料/乳幼児可)
会場:本所地域プラザ・BIGSHIP/東京都墨田区本所1-13-4
問合せ:link.to.as@gmail.com/090-4965-9005(ストウ)
そして、30日は、言わずと知れた「夏越の大祓」である。年末とこの6月の30日の年に二回ある、神社に作られた茅の輪を8の字にくぐって、日常生活で知らないうちに着いてしまった罪穢れをとって、リセットするという古来からの風習である。
これを、音でやってみてしまおう!という試みなのである。
今年は、雅楽の篳篥の演奏家である中村仁美さんを迎えてのセッションとなる!!!
雅楽という、古からの音のエキスを現在にも伝えるスタイルの、その中でも気合いの入っている楽器、篳篥と神楽太鼓での夏越の大祓なのであります!!!
古の形態を継承している雅楽の世界に身を置きつつも、ガツンと即興ができる方というのはまずいないのが、現実なのだが、中村仁美さんは、何度かご一緒していて、セッションしても、とても楽しくて、また、スリリングな即興ができる、稀な存在なのである。
前回、ご一緒した時には、仁美さんに呼んでいただいたのだったが、アンコールがかかり、二人でやることになったのだったが、いきなり「では、越天楽を!!!」と、本気なのか!?という無茶ぶりを平然としてくる、気合いの入った方なのだ。
越天楽は、どうなったかと言えば、篳篥の古の旋律に、あり得ないノリノリのリズムの応酬で答え、盛り上がったのだった。
◎夏越の大祓 - 楽の記憶 -
2019年6月30日(日)開場 18:30 開演 19:00
チケット:4,000円(小学生以下無料/乳幼児可)
問合せ:link.to.as@gmail.com/090-4965-9005(ストウ)
いつ何が起こってもおかしくない昨今。
このセッションは、個人的にやっておきたいのである。
そして、身体に刻まれているであろう音の記憶を、臨場感あふれる会場である、桐生市有鄰館酒蔵で、是非とも体感していただけたら、幸いなのであります。
篳篥の音色が、神楽太鼓の爆音の中でも揺らめきつつ耳に入ってくるのが、なんとも不思議でならない。
古から現在まで残る楽器は、伊達にそのカタチと音を生み出す仕組みをしているわけじゃないのだと思えるのである。