「どこを見据えて音を響かせて行くんだい!?」
蛙の視線が囁きかけてくる様な、今朝の畑での出逢いだった。
昨年、近藤さんとのライブの時も、蛙をモチーフに使っていたのを、フッと思い出して画像を探してみた。この時は、真正面を向いて、自分を映し出す鏡の様な印象だ。
ちょうど今のこの時期、近藤さんとのライブを迎えるにあたり、色々と準備していた時でもあり、コロナな世の中が広がって来ていた時でもあった。
一年が経過して、その状況はというと、空氣さえ自由に吸えないというマインドコントロールが蔓延する、なんとも窮屈な世の中が加速している。この状況であれば、超高性能な負荷が一切無い着けていないのと同等なマスクが開発されるしかないのかもしれない。
保育園や幼稚園に行く機会が多いので、せめて子どもたちにはマスクを強いることのない状況がくることを願うばかりである。
そんな状況下だが、7月10日にソロライブを開催することにしたのだ。
近藤さんとのセッションから約1年。彼から受けた影響は非常に大きいものがあり、
「やっぱり即興って本当にいいなあ!!!!」と思えるセッションだった。
その時の音源もようやく形にできて、7月10日のライブの日の新月に合わせて発売することに決めたのだ。
当日、会場で販売しますので、是非ご購入いただけたら幸いです。遠方の方は、ネットで購入できる準備してますので、しばしお待ちください。
近藤さんの月刊 Beyond Coronaのスタイルを継承して100枚までは、ナンバリングしてオリジナルのサインを入れようと思っております。
今回のライブは、Shingetsu Ka-gu-ra[新月神楽]の名前で行うもので、そこに近藤さんとの音の記憶も追加したいのでBeyond Coronaの時空とした。
現時点での集大成的という位置付けでのソロライブなのである。
とにかく、できうる楽器を一同に並べて演奏しまくるというスタイルのライブ。一回目にこの規模で開催したのは2013年だった。東日本大震災を経験して、音楽家としてのひとつの答えの様なライブとなったと記憶している。告知が間に合っていなかったが、嗅覚鋭いファンの方々がこぞって駆けつけてくれて満員御礼となったのが不思議だった。
そして今回が二回目となるのだ。8年が経過しているので、多くの要素が追加されるのは間違いない。バリ島での貴重な儀式体験やヨーロッパツアーでの音の記憶等々、音のバイブレーションの幅が確実に広がっているはずなのだ。
是非、会場で聴いて体験して欲しいのは勿論だが、このライブ自体は、開催すること自体が自分にとって本当に意味のあるものなのだ。
もし、タイミングが合う方は、是非とも見届けに来ていただきたい。
自分のホームとして使っている有鄰館酒蔵という建物の響きは最高だ!!!
明るいだけではなく、ある程度のダークな響きも含みつつ、音が物語の様に自由に飛び交う空間なのだ。夕方には守護神の様なコウモリまで飛び回っている。
そして、これだけ大きなゴング類を同時に並べて聴ける機会はそうそうないと思えるし、半端じゃない振動数を体験できるのは確実!!!
目に見える情報というものは、脳で一旦整理する必要があるが、目に見えない響きや振動というものに対して、人間の心や身体は素直に受け入れやすい。
神楽太鼓や大銅鑼の横に置いたペットボトルの水は、常にものすごい速さで振動している。人の身体も相当な割合で水分でできているので、これと同じ状況が身体の中でも起こっているはずなのだ。
身体の中身をシェイク、攪拌する!!!
また、音は見えない部分まで影響を及ぼすものでもある。そんな不思議な音響音浴共鳴振動体験をご一緒しましょう!!!
◎Shingetsu Ka-gu-ra 2021 / Beyond Coronaの時空
Gaishi Ishizaka Percussion Solo
2021年7月10日(新月・土)open 18:30 start 19:00
チケット 4,000円(中学生以下無料・乳幼児可)
問合せ・予約 / ishizakagaishi@gmail.com
※ライブ配信チケットは、以下リンクより購入できます。