Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

春打音 Haru-Da-Ne×Michi Ishihara

石原 ミチさんの写真で、公演当日の様子を紹介しておきたい。彼女の写真は、その場の空氣まで切り取る印象があり、かなりの臨場感がある。

印象的なシーンをコラージュで!!!

ヒトガタ(人形)というものは、芸能の原風景に存在しているはずなのだ。

信と人形との間になにがあるのかは計り知れないが、糸を介して繋がっている彼らの間に芸能の奥深いエッセンスが見え隠れしている様に強く感じたのは事実だ。

彼が30年ほど前に、山で手に入れた古木を繋ぎ合わせて、新たな存在が生まれた。

その存在感は、機能美こそは備えつつも洗練されない造形美があるのだ。

視覚的部分では、写真にある様な世界が展開されており、音の無い記録媒体においては完全に人形がメインだ。

これは、個人的にはとても嬉しいことで、人形の生き生きとした写真の中に見えない音が聴こえてくる感覚でもあるのだ。

普段は、アーカイブはおすすめしてないが、今回ばかりは、とても面白いので、少しでもご興味あったら、是非ともアーァイブ映像を見ていただきたい!!!

自分としては、即興のライブの中に出現してくる人形の存在が、誰が何を誰を操っているのか様々な見えない糸が見えてくるようで、一氣に見てしまった。

以下のリンクにてアーカイブ映像を販売してます。

春打音 Haru-Da-Neアーカイブ映像

一番印象的な一枚。この糸はどこに繋がって行くのだろうか・・・・。

同じ時代に、同じ方向を見て進んできた同志でもあるので、不思議とどこか似ているところがあるんだなあ。