Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

2022-01-01から1年間の記事一覧

梅雨明けしたのは本当なのか!?

ここのところ、梅雨の様な天候が繰り返されるので、蛙や野菜にとっては良い環境の様だ。 数日前に、大根の種とりをした鞘の部分を草マルチの代わりにまいておいたら。。。 なんとなんと、物凄い数の大根の芽が出現していたのだ!!! しっかり選抜して種と鞘…

海へと回帰する祈りの記憶

あの「浜辺のサヌカイト」の撮影の日から、二度目の満月を迎えた。 誰もが、その渦中にあると言える今,土取さんが起こしたアクションが、生まれ育った自分の故郷で、サヌカイトという現地では多くの方々に親しまれている石を、砂浜で演奏するという事だった…

梅を干す

こんなに早く梅雨が明けてしまった事にビックリだが、梅を干すにはバッチリの天候だ。 母に工程を教わりながら、先日の農カフェでの梅ギャラを梅干しにするべく奮闘している。 糸魚川で拾ってきた大きな石が、重さと大きさが絶妙だったらしく、だいぶ早く水…

「浜辺のサヌカイト」という宇宙

情報過多によって、まともな判断ができなくなってきている様にも感じる昨今。 海や川や山であったり、はたまた植物であったり、自分にしっくりくるものと波長を合わせていく時代だと思えるのだ。 俺の様に、わりと自然環境や植物を身近に感じて暮らしている…

「夏越ノ大祓2022 〜共鳴瀑〜」の音像

世の流れは早いもんで、7月に入ったと思ったら、選挙も台風もやって来るという、そして、もうすぐに夏休みが始まるというではないか!!! うかうかしていたら、秋の声も聴こえてきそうだ。 大切な事もやりっぱなしになってしまう可能性もあるので、昨夜は夏…

散策という言葉がしっくりくる

畑しごととよく言うが、俺の場合は畑散策という方がしっくりくるようだ。 なんとなく残しておいた人参の花の勢いが素晴らしい!!! 生えていた時は、これほどの主張はなかったのだが、ここに来て、その造形と背丈でかなり目を奪われている。 開花の状態は、…

一連の流れが連なっていくのだろう

夏越ノ大祓2022の翌日は、農カフェの梅まつりでの演奏だった!!! 主催の岩田さんは、「お任せで!!!」の一言。 到着して、梅ジュースを一杯いただき、梅まつり即興劇場が始まっていったのだった。 夏越ノ大祓2022に参加してくれた方も数人、この梅まつり…

畑もまた自分の鏡のような・・・

実は夏至の日には、赤城山麓の山小屋でのライブがあったのだ。 群馬の兄ちゃん的存在の小林さんからの話で、プライベートライブに近い小規模のものだった。個人的にも、この場所とは少なからず縁があり、演奏させてもらえるのも嬉しいので引き受けた次第。 …

夏越ノ大祓2022 〜共鳴瀑〜 を終えて。

6月25日に、桐生市有鄰館酒蔵で行った「夏越ノ大祓2022 〜共鳴瀑〜 」の記事をようやく投稿できたのが、本日6月30日の夏越の大祓当日になってしまったのも必然なのかもしれない。 有鄰館の酒蔵は、ホームとして使っている場所なので、ここで開催する公演は、…

共鳴瀑という響き合い

この瀧の前に立った時、「共鳴瀑」という言葉が閃いた。 なかなか行けないが、とても好きな瀧だ。その瀧に、4月末に行った時その瀧壺の前に立った。かなりのミストで、ものの数秒でびしょ濡れとなってしまったが、とても清々しく、そのミストが身体を通過し…

散歩曼陀羅

ここ最近は、梅雨に入ったとはいえそれなりに過ごしやすい日もあり、朝の散歩が結構楽しみでもある。 花や植物に、呼び止められる感覚の時にパチリッと記録しているのだ。 子どもと一緒の時がほとんどなので、勝負は一瞬のタイミングを逃すと、チャンスは再…

〜静寂から生まれる〜

深井信悟さんの動きと出会った時、身体の奥底に静寂感を感じた。その後、閃きに従って、「是非とも共演をお願いできないか!?」と連絡をしたところ、一氣に共演が現実化していったのだ。 これからも、一瞬の閃きを大切にしていきたい!!!と思える出来事だ…

撃鼓響振、類稀なる空間が広がる!!!

閃きが、カタチになることは、とても嬉しいことだと思える!!! 今回の出逢いは、まさに閃きの連続だったのだ。 昨日は、撃鼓響振という言葉が、実際にこの世界に出現した日となった。 深井信悟という方は、今まで共演したどのタイプの人とも違っていた。彼…

散歩して、種取りをして納得する!

たんぽぽの綿毛を見つければ、その種を吹いて飛ばすのが習慣でもあるが、まじまじと観察してみると、神聖幾何学の様にも見えてくる。というか、きっと植物が持つ黄金比的な造形が、神聖幾何学に反映しているということなんだろう。 植物の持つ絶対的な造形美…

夢の様なビンテージドラムがやって来た!!!

数日前、かなり自己満足度の高い、太鼓をゲットしてしまった!!! 人生、自己満足度が高ければ高いほど、幸福度も高いのではないかと思えてしまう。 皮の表面を見ただけでも、相当な雰囲氣を放っている。そして、その質感は、見た通りに凹凸感が半端じゃな…

高崎 club FLEEZ/時代を築いた猛者達

高崎のFLEEZが一時休業するらしく、そのイベントに娘と行ってきた。 ちょうど電車に乗りたいというので、タイミングバッチリのプチ旅行となった。 車移が多いので、電車移動で歩いての街の散策は、とにかく新鮮だった。 あまりにも街へ出ないので、もう氣分…

「浜辺のサヌカイト」スタッフ目線の記録〜その五〜

撮影の翌日は、櫓の撤収作業だった。そして、関東から駆けつけてくれた、小林さんとすぎさんは、この日で帰路につくので、朝は、やっぱりこれ!!! この光景を何度みたのか!?というほどのデジャブの様でもある、大喜多の天ぷらうどん!!!! これだけ食…

夏越ノ大祓2022 ー 響鳴瀑 ー

今年の夏越ノ大祓は、未知の世界観へ突入する予感。 全てを削ぎ落として、その場に立つ武術の潔さは、踊りの持つ空氣とは違う次元の扉を開けてくれると思えてならない。 夏越ノ大祓2022 〜 響鳴瀑 〜 2022年6月25日(土) open 18:30 Start 19:00 桐生市有鄰館…

「浜辺のサヌイカイト」スタッフ目線の記録 〜その四〜

夕陽のサヌカイトの撮影が終わり、そこからは一旦関係者が現場を離れるので、小林さん、すぎさん、俺の関東からやって来た3人組でサヌカイトの櫓の見張りをする事にした。 40代、50代、60代の男が、海を見ながら弁当を食べるという、今後あり得ないで…

「浜辺のサヌカイト」スタッフ目線の記録 〜その参〜

「浜辺のサヌカイト」の本番の日の朝は、一夜庵という場所へ!!! 土取さんが、行っておいた方がいいぞ!ということで、みんなで行ってみたが、良い意味でかなりの雰囲氣。 俳諧の祖、山崎宗鑑が興昌寺の境内に結んだ庵で日本最古の俳跡といわれているそう…

「浜辺のサヌカイト」スタッフ目線の記録 〜その弍〜

この有明浜は、休日になるとマテ貝を採る人たちが沢山訪れる。 櫓台を設置するのが、ちょうど日曜になってしまったので、マテ貝採りの人たちが貝を掘るのに夢中になる中その設置作業が行われたのだった。 砂の状況や櫓の形状などから、最初に杭を打ち込んで…

倍音共鳴Live 〜祈りと鼓動〜

5月22日は、神楽坂方面へ!!! ちょっと欲張って22インチのシンバルケースに銅鑼とチャイナシンバルまで入れて、かなりの量の金属楽器をトランクに詰め込んで小さな神楽太鼓を持っての東京遠征は、移動が一番の仕事となった感じだ。 荷物を下ろして、ほっと…

「浜辺のサヌカイト」スタッフ目線の記録 〜その壱〜

「浜辺のサヌカイト」〜いのちの海に捧げるサウンドレクイエム〜のプロジェクトが始まる前から、関わらせてもらっており、その撮影が無事に終えたことで、ひとまずちょっと一息と思っていたら、記録しておくのを忘れそうなので、急いで記しておきたいと思う…

カメラマン・小笹純弥

浜辺のサヌカイトプロジェクトがスタートし、それぞれの道の追求者たちが、サヌカイトというこの讃岐の土地で生まれた石を中心に集結し始めている。 このプロジェクトに関わってくる人は、それぞれかなり独特な印象だ。 そんなメンバーである、カメラマンの…

閃きを大切に行動した結果・・・

郡上八幡へ向かう途中の信州の景色。いつもは晴れていることが多いので、この厚い雲に覆われた空模様が、やけに新鮮に見える。 不意に、4月に沖縄でKNOBさんとセッションした音源が聴いてみたくなり、聴き始めた。何回か聴いてみるうちに、ラストシーンへ突…

目が覚め覚めれば郡上八幡に・・・

昨日は、移動の日だった。7月に行われる北軽井沢でのワークショップの打ち合わせがあり、そこを経由してからの、郡上八幡を目指すことになった。 当初、無理だと思っていた打ち合わせだったのだが、「おー!郡上八幡へのルートの途中ではないか!!!」とい…

日々曼陀羅の如し

普段、何氣なく撮っているものは、植物が多いのを実感。 それぞれをアップしようと思っていたら、何日も過ぎてしまい断念。 だが、そんな記憶の断片を一氣に見返してみると見えてくるものがあった。 何か良い構図で撮ってみよう、という事ではなく、自分がそ…

沖縄からの流れが始まった!!!

沖縄で、「わたしとちきゅうフェス2022」に参加したのが、かなり前な感覚となっているが、まだ一ヶ月も経っていないという事に驚かされる。 表向きの演奏としては、イベントでの音開きをKNOBさんとしたのが、一番の大仕事であったのは間違いない。 このすご…

春の演奏は、ここから始まった!

春分の日のサンデールームでの演奏を境に、冬から春へとエネルギーが急激に変化していった氣がしている。 この時は、メキシコをテーマにした音を追求していたので、太陽の国メキシコのエネルギーが急速に流れ込んで来た感じでもある。 そして、衣装もかなり…

浜辺のサヌカイト

いよいよ最終日なので、今回の香川県への旅は、かなり振り幅の大きかったなあ、と思い返している。 奉納演奏するために来て、ついでにプロジェクトの準備だったはずだが、かなり準備の方がメインだったなだなあ・・・・と。 サヌカイトを設置する枠造りで、…